大学4年アマ蝉川泰果Vが示す日本男子プロの深刻レベル低下…「強い若手登場」とは喜べない
ただ、東北福祉大在学中の2019年「三井住友VISA太平洋マスターズ」に優勝した金谷拓実はプロになってからはまったく目立たない。本当は今頃、ツアーの先頭に立って引っ張っていかなければならないのに、一体どうしたんだろうという感じだ。
星野陸也も一体何をやっているんだと言いたい。彼は体にも恵まれていてスケールの大きなゴルフができる逸材なのに、「パナソニックオープン」は26位タイと低迷した。優勝争いどころか、新聞の成績表を見ても名前を探すのが大変だ。
星野は5月の「ダイヤモンドカップ」で優勝争いに顔を出したが、全米オープン、全英オープンと世界のメジャーでは予選落ち。体がでかい割には存在感が薄い。
学生がツアーで優勝できるということはそれだけ、日本ツアーのレベルが低いという証拠だ。学生が優勝したことを、強い若手が出てきたと言って、喜んでいる場合ではない。