ドラフト前にスカウト困惑…九州国際大付監督が調査書「指名球団以外書かない」の波紋

第104回全国高等学校野球選手権大会 高松商対九州国際大付（Ｃ）日刊ゲンダイ

「ウチの球団は、ややこしいことを言う高校からは取りません。だから、調査書も書いてもらわなくていいという判断をしようと思っているけど、捕手が補強ポイントの巨人は困っているみたいですよ。野田は投手としても最速145キロを超える直球を投げる鉄砲肩の持ち主。巨人は捕手としてリストアップしているようですから」

　来年の目玉候補「2年生ビッグ4」の一角でスラッガーの佐倉侠史朗内野手を抱えているのも、楠城監督を強気にする理由かもしれない。ドラフト前に発覚した強豪校監督による無理難題。「これで困るのは九国大付の選手ではないか」とプロのスカウトは冷ややかに見ているようだ。