著者のコラム一覧
岡崎朋美長野五輪メダリスト

1971年、北海道清里町出身。94年リレハンメルから98年長野、2002年ソルトレークシティー、06年トリノ、10年バンクーバーと日本女子最多の冬季五輪5大会出場。長野で日本女子短距離選手初のメダル(銅)を獲得した。07年に結婚、10年12月に女児を出産。14年ソチ五輪代表入りを逃し、現役引退。20年マスターズ国際スプリントゲームズで世界新記録を更新して金メダル獲得。現在は全国各地で講演会を行う。聖徳大学客員教授。日本学生陸上競技連合理事

<42>私の「減量物語」ヘルニア手術で体重70キロに激増! 顔がパンパンに…

公開日: 更新日:

 1カ月間の入院生活が終わり、退院の日に看護師さんから「記念に写真を撮りましょう」と言われた。後日、プリントされた写真を見たら、顔はパンパン。「誰コレ?」と思わず二度見した。

 思えば、病院のお風呂には鏡がなく、自分の姿を見ていなかった。歯を磨くときに顔は見ていたが、毎日見ているせいで自分では変化が分からなかったのかもしれない。どうりで会社に戻ったときの周囲の反応がおかしい。気を使って言わなかったんだろうが、みんな目が点になっていた。

 病院食が一般の人よりも量の多い「スポーツ食」だったのもよくなかった。白米の茶わんもスポーツ食は大きめのどんぶり。内臓の病気じゃないから普通にペロッと食べてしまった。

 いざ洋服やトレーニングウエアを着るとパッツパツ。体重計に乗ると「70キロ」の表示。さすがに10キロ以上もオーバーしていると落とすのに苦労した。ウオーキングや食事制限をし、約1カ月で7キロ落とせたが、あと5キロが減らない。トレーニング方法を工夫したり、毎日朝晩走ったり、体内の余った脂肪を、筋肉に変える作業を地道に続けるしかなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」