羽生結弦“ロス”が旅行業界にジワリ…プロ転向で「四大陸選手権」観戦ツアー閑古鳥
手配旅行としては成立したということになるが、代理店は羽生ロスの現実をまざまざと見せつけられている。
「羽生選手がいた頃はたくさん募集がありましたが今はかなり減ってしまいました。感覚的には100あったものが1ケタになった、という感じ。ツアーそのものも、人が集まりそうだと判断したときだけ組むので、羽生選手がいた頃に比べると……」(前出の担当者)
四大陸選手権の出場メンバーを見れば、紀平梨花(20)や坂本花織(22)、宇野といった人気選手の出場は皆無。閑古鳥が鳴くのも無理はない。
そんな苦戦を強いられる業界をヨソに、羽生は立て続けにアイスショーを開催。3月のショーでは体操個人総合で五輪連覇を達成した内村航平(34)をゲストに呼び、五輪連覇同士のレジェンド共演と話題をさらった。
人気や注目度という点で、いまだ羽生頼みの現実が浮き彫りになった──。