侍J“ポスト栗山”の本命は栗山監督だけ? セ球団幹部が「続投の可能性ある」と話した根拠

公開日: 更新日:

「次期監督の条件を挙げるなら、その手腕もさることながら、大谷翔平を招集できるかどうか、その一点と言ってもいい」

 セ・リーグの球団幹部がこう続ける。

「今回の侍ジャパンが大会前からここまで大きな注目を集めたのは、メジャーリーガーの存在を抜きには語れない。とりわけ、大谷です。戦力としてはもちろん、話題性と注目度でも抜きんでる存在で、いるといないでは侍ジャパン事業の収益にも大差が出る。その大谷は今季終了後にFAになる。エンゼルスに残留するにしても、移籍するにしても、総額1000億円規模の契約になるとの見方もある。

 大谷本人は3年後の2026年第6回WBCへの出場意欲を見せてはいるものの、それだけの大金を投じる獲得球団が、大谷のWBC出場を認めるかどうか。今回以上に招集のハードルは高くなるわけで、それを考えれば大谷と関係の深い栗山監督に続投してもらうのが一番、というのが12球団の一致した考えだ」

 ポスト栗山の本命は栗山監督というわけだが、本人は「これが最後」と言っている。翻意させられるのか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ