ソフトバンク藤本監督「休養」に現実味…27年ぶり泥沼9連敗で王会長がカンフル剤注入か
「泥くさく、必死に目の色を変えていかなきゃいけない」
こう話す藤本監督をナインはどんな目で見ていたのか……。
前半戦をまさかの9連敗で締めくくったソフトバンク。17日はオリックス先発の山下に7回2安打無失点。リリーフ陣にも抑えられ、二塁すら踏めなかった。9連敗はダイエー時代の1996年以来、27年ぶり。3カード連続の3連敗は球団史上初の異常事態だ。
今季は孫オーナーから「日本一は当然のこと」とハッパをかけられ、オフには総額80億円の大補強。優勝間違いなしかと思いきや、シーズンの折り返し時点で首位オリックスと5.5ゲーム差の3位である。
球団OBは「こうなると藤本監督の休養もあり得る」と、こう続ける。
「就任1年目の昨季はオリックスに連覇を許す2位。それでも球団内では『新人監督としては上出来』という総評だった。しかし、2年目の今季はオフの80億円補強で優勝以外はあり得ないというシーズン。球団としても手をこまねいて見ているわけにはいきませんから」