大学3冠、2人のドラ1輩出の青学が新体制を発表 来年ドラフトへプロ早くも2選手に熱視線
24日、青学大野球部の新体制が発表され、3年の佐々木泰(県立岐阜商・右投右打)が新主将に就任した。今年は春秋リーグ連覇に加え、全日本大学選手権も制し大学3冠を達成。ドラフトではWエースを担った常広羽也斗が広島、下村海翔も阪神から1位指名された。楽天6位の中島大輔を含め、3人がプロ入りを果たした。
来年も再び、ドラフトを席巻しそうだ。新主将の佐々木は県立岐阜商時代に1年夏から4番を任され、高校通算34本塁打の強打者。青学では入学直後から三塁を任され、1年春にいきなり打率.371、7打点、4本塁打をマーク。ベストナインを受賞するなど、プロもドラフト候補としてマークし続けている。
その逸材を上回る高評価を得ているのが、大学屈指の外野手といわれる、西川史礁(龍谷大平安・右投右打)だ。高校時代は目立った存在とはいえなかったが、大学で才能が開花。今年からは4番としてチームを牽引し、春は打率.364、10打点、3本塁打でMVPとベストナインを受賞。大学日本代表にも選出され、3年生ながら4番を務めた。現時点で多くのスカウトが「強打が魅力で、初球からしっかり振れる。逆方向にも強い打球が打てる。対応力も高い。上位指名は間違いない」と口を揃える。
4年生となる来年の活躍次第では、青学大から再びドラ1が誕生しそうだ。