中日・中田翔の圧倒的存在感!立浪監督が“元凶”沈鬱ムードを一掃…即席サイン会にファン殺到

公開日: 更新日:

 その立浪監督は中田の金髪を容認、この日は練習中には2人で話し込む姿も見られた。こういう関係が、中日ナインにもいい影響を与えるのではないか。立浪監督はミスタードラゴンズとして選手、関係者から畏怖される存在。ファンからチームの雰囲気が暗い、選手が萎縮しているのではと指摘されるのは、監督と選手の距離感も原因でしょう。

 外様の中田なら余計な遠慮はないし、その距離を縮められる。この日の中田の即席サイン会にファンが殺到したように中日の注目度が増すことでも、チームの雰囲気、空気はガラリと変わるのではないか。中日は得点力不足に苦しんできましたが、昨年のチーム防御率3.08はリーグ2位で投手力はセ屈指。上を狙える戦力はあるだけに、チームのムードを一変できれば一気に順位を上げるかもしれません」

 この日は、大阪桐蔭の後輩である根尾ら同僚選手に声をかけるシーンもあった。2年連続最下位に沈んだ中日。立浪監督は3年契約の最終年で背水の陣となる。どうしたって暗くなりがちなチームに、同じ崖っぷちの中田が新風を吹き込めば、今年の中日は面白くはなりそうだ。

 ◇  ◇  ◇

中田はしきりに「大人」というフレーズを繰り返していた。そんな中田がキャンプで語った「バッティング理論」、謙虚な姿勢は関連記事【前編を読む】…で詳しく報じている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    大谷の今季投手復帰に暗雲か…ドジャース指揮官が本音ポロリ「我々は彼がDHしかできなくてもいい球団」

  2. 2

    センバツVで復活!「横浜高校ブランド」の正体 指導体制は「大阪桐蔭以上」と関係者

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希の肩肘悪化いよいよ加速…2試合連続KOで米メディア一転酷評、球速6キロ減の裏側

  4. 4

    阪神・佐藤輝明「打順降格・スタメン落ち」のXデー…藤川監督は「チャンスを与えても見切りが早い」

  5. 5

    PL学園から青学大へのスポ薦「まさかの不合格」の裏に井口資仁の存在…入学できると信じていたが

  1. 6

    巨人・坂本勇人は「最悪の状態」…他球団からも心配される深刻打撃不振の哀れ

  2. 7

    ソフトB近藤健介離脱で迫られる「取扱注意」ベテラン2人の起用法…小久保監督は若手育成「撤回宣言」

  3. 8

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 9

    巨人・坂本勇人2.4億円申告漏れ「けつあな確定申告」トレンド入り…醜聞連発でいよいよ監督手形に致命傷

  5. 10

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が