競泳界レジェンド入江陵介が引退表明…陸に上がりこれから背負う新たな使命
かつては日本のお家芸種目の一つだった競泳の弱体化は目を覆うばかり。銅メダル2個に終わった昨年の世界選手権(福岡)後には、代表選手から「アスリートファーストではなくなった」と、水連や代表首脳陣への批判が続出した。多くのメダリストを育成した平井伯昌元ヘッドコーチが日本代表を離れてからは指導方針が一貫せず、選手強化の遅れが目立つなど、機能不全に陥っているのだ。
今夏のパリ五輪を控える中、日本のお家芸再建は陸に上がったばかりの入江に託した方がよさそうだ。
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入江がパリ五輪への意欲を表明したのが2022年夏。当時明かしていた日本の競泳界に抱いていた「危機感」とはーー。
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