佐々木朗希シーズンフル稼働やはり無理だった…それだけひ弱でもメジャー30球団が垂涎の理由
ロッテのプロ5年目の佐々木朗希(22)が、またしても出場選手登録を抹消された。
あっちが痛い、こっちが張ったと言っては戦列を離れ、これまでシーズンを通して先発ローテーションを守った経験がない。今季は8試合に登板して4勝2敗、防御率2.18。球団によれば「上半身の疲労の回復が遅れているため、大事を取っていったん抹消」するそうだ。
佐々木は自分の体に関して人一倍ナーバスな選手。ロッテOBがこう言った。
「160キロ超の速球が武器の朗希が、今季序盤は球速を150キロ台に抑えていた。それもこれもケガをせず海を渡るためですよ。昨年のシーズン後半に脇腹を痛めて登録を抹消。回復して1カ月半ぶりの登板が予定されていたのに、直前の発熱でドタキャン。熱が下がったにもかかわらず、なかなか投げようとしなかったのは、昨オフのメジャー挑戦が念頭にあったからだといいます。万全な状態で海を渡りたかったわけで、今回、大事を取っての抹消は、今オフこそメジャーに挑戦するという強い意志の表れとみるべきですよ」