メダル獲得に必要な「ピース」は“飲酒喫煙五輪辞退”の宮田笙子…女子体操団体決勝は最下位
今回、3位で銅メダルのブラジルは164.497点。仮に日本の点数に3点をプラスすれば、162.463点となり、決して戦えない数字ではない。165.494点で2位に入ったイタリアは実に96年ぶりにメダルを取った。ブラジルも体操の団体メダルは初だ。日本も不可能ではない。
そのために必要なのは失った「3点以上」を埋めるためのピース。宮田の代表復帰を望む声が出るのは当然だ。内部告発による「追放」に近い形での辞退とはいえ、飲酒・喫煙は宮田の今後の競技生活を全否定するほどの「重罪」ではない。
64年東京五輪以来となる体操女子団体メダルの鍵を握るのは、パリ不在のエースの存在だ。
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男子はこれまで五輪でメダルを100個以上獲得してきたが、女子は男子よりも国内競技人口が多いにもかかわらず、わずか2つだけ。いったいなぜ、これほどまでに「格差」がついているのか。
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