阪神逆転Vの活路を開く「失策王」佐藤輝明の一塁コンバート
「佐藤輝の守備で特に気になるのが、送球ミス。8月以降、悪送球だけで6個を記録している。このまま三塁で使い続ければ、阪神にとっては二重のマイナスになりかねない。守備に気を取られ、打撃に影響する可能性もありますから。この時期には異例だが、一塁の大山とのコンバートを断行するのも手だと思う。一塁も簡単なポジションではありませんが、少なくとも三塁よりは送球の機会もプレッシャーも少ない。バックに不安を抱えて投げる投手のことを考えても、勝負する価値はあると思います」
大山は三塁手として123試合に出場した2021年は10失策、108試合に出た20年は6失策と三塁守備に経験と定評がある。岡田監督は評論家時代、佐藤輝のポジションをコロコロ変えた矢野前監督を舌鋒鋭く批判していたが、逆転連覇を狙うには、なりふり構っていられない。
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岡田監督は前半戦の時から焦りが募っていたようだ。盟友である掛布雅之氏がズバリ指摘した岡田監督の「不可解な言動」とは、いったいなにか。
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