中日・木下拓哉のFA宣言に《広島ならセルフ戦力外》の声も…“フリーパス捕手”が狙うは「第2の嶺井」
中日の木下拓哉(32)が今季取得した国内FA権の行使を表明した。
過去には“打てる捕手”の評価もあったが、今季は74試合出場で打率.228、3本塁打、9打点で、ディフェンス面も盗塁阻止率は.156。5月末までに19個の盗塁を許し、スポーツ紙でも「阻止率0割のフリーパス」と話題になっただけに、あの木下がFA宣言!? とファンが驚くのも無理はない。
ネット上には、《2021年以降打率が2割前半しか打てない。リードも弱気で四球ばかりだし、チャンスで攻めたリードができずに失点が多い。こんな選手を欲しいと思える球団があるのでしょうか?》、《広島ならセルフ戦力外、日ハムならノーテンダーの事案だな》などと、厳しい意見も散見される。
中日からは宣言残留を認められたうえで、複数年契約を提示されていると明かしたが、果たして獲得に名乗りを挙げる他球団はあるのか。
「中日では宇佐見、加藤匠との併用で、年々出場機会を減らしている。井上一樹監督を迎えたチームは捕手陣の再建が大きなテーマで、ドラフトでは社会人の日本生命から強肩強打の石伊雄太を4位で指名した。年齢的にも木下が新天地を求める気持ちは分かる」