ポスティング小笠原慎之介 契約条件を吊り上げる金満3球団がギリギリの攻防…交渉期限まで24時間切る
中日からポスティングシステムでメジャー移籍を目指す小笠原慎之介(27)の周囲が騒がしくなってきた。
複数の米メディアによれば、日本時間25日午前7時の交渉期限が迫る中、NPB通算46勝(65敗)左腕に、メッツ、ブルージェイズといった金満球団からオファーが殺到。中でも熱心なのが、レッドソックスだという。
レ軍はこのオフ、大谷とエンゼルスで同僚だった先発左腕パトリック・サンドバルを2年28億5000万円で獲得したばかり。
「サンドバルは昨年6月に左肘靱帯を修復するトミー・ジョン手術を受けて今季は全休することが決まっている。エンゼルスでの6年間では19勝45敗と結果を残せなかったが、レッドソックスは再生可能と判断して獲得に踏み切った。先発レフティーの頭数が少ないレ軍ではローテの4~5番手を担える左腕の獲得が急務で、昨季まで4年連続規定投球回をクリアした小笠原に白羽の矢を立てたのです。レッドソックスでは小笠原を投球回数が稼げるイニングイーターとして評価しています」(ナ・リーグのスカウト)