ドジャース人事担当幹部が意味深発言 次に狙う「興味深い3人」は佐々木朗希以上のダブル右腕とスラッガー
大盛況のうちに幕を閉じたドジャースとカブスの日本開幕シリーズ。大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希、今永昇太、鈴木誠也の5人の日本人メジャーリーガーにファンが熱狂する中、現地16日の米メディアに気になる記事が掲載された。
地元紙の「ロサンゼルス・タイムズ」が、選手獲得に関わるドジャースのゲレン・カー氏にインタビュー。人事担当の幹部であるそのカー氏が、今後の日本人補強戦略について聞かれ、こう答えたのだ。
「今後5年間について尋ねられたとすれば、本当に興味深い名前を少なくとも3人は挙げることができる」
タンパリングの問題で実名こそ避けたが、ア・リーグ球団のアジア担当スカウトがこう言った。
「ズバリ、ヤクルトの村上宗隆(25)、中日の髙橋宏斗(22)、オリックスの山下舜平大(22)の3人でしょう」
今季終了後にポスティングシステムによるメジャー挑戦が決まっている村上に対しては、2年前からドジャースが密着マーク。前回のWBCがあった2023年2月の侍ジャパンの宮崎合宿にはフリードマン編成本部長とディーブル環太平洋スカウト部長らが来訪し、異例の幹部4人態勢で直接視察している。フリードマン編成本部長はその際、「特定の選手の名前は挙げられないが」と言いつつ、村上のことを聞かれて「スカウトはもう何年も見ている。才能が大きく、ここ数年でサードの守備力が向上しているとのスカウティングリポートも届いている」とつぶさにチェックしていることを認めている。