松山英樹 マスターズの“敗因”は…プロが指摘「スコアを崩した3日目はその典型でした」
並木プロは続ける。
「そうなると真っすぐのラインも真っすぐに見えなくなり、どっちかに曲がるように感じる。自信を持って打てませんから、ますます苦しくなる。パットが入らなくなればプレーリズムが悪くなり、ショットにも影響する。スコアを崩した3日目はその典型でしたが、この日は66。ラインが読めたのでしょう」
4日間を終えた松山はテレビのインタビューで「昨日打った分を取り返して終わりたかったけれど、最後(18番)外してしまって悔しい終わり方になった。今日と2日目のショットは、勝った時と同じくらいの精度は保てていると思う。ただ、昨日のような大きなミスをしないように精度を高めていかないといけない」と言った。
次のメジャーは5月15日開幕の全米プロ(米ノースカロライナ州クエイルホローC)だ。
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TBSのマスターズ中継と言えば松山が優勝した際、放送席に座る3人全員が男泣きし、嗚咽、沈黙に包まれた半ば「放送事故」が大きな話題を集めたのは記憶に新しい。いったいあの時、放送席では何が起きていたのか。当事者である小笠原亘アナが当時の心境や沈黙の理由を日刊ゲンダイに明かしてくれた。
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