佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず
5月は強力打線相手に真価が問われる
とはいえ、メジャー平均を下回る球種に頼らざるを得ないのが現状では、つかまるのも時間の問題ではないか。
この日の佐々木は運も味方した。ドジャースは一回裏、同点に追い付き、なおも2死二塁でエドマンの当たりは平凡な二ゴロだったが、まさかの悪送球で逆転。三塁走者が浅い右飛にいったん躊躇しながら本塁に突っ込んで憤死するパイレーツの拙攻や、中堅のパヘスが本塁打性の当たりをジャンピングキャッチするなど味方の再三の好守に助けられたのは事実だ。
パイレーツは27日現在、ナ・リーグ中地区最下位。21本塁打がリーグワーストなら、総得点100はリーグ14位と攻撃力が脆弱。
佐々木が今後も毎週日曜に投げるとすれば、5月はブレーブス、ダイヤモンドバックス、エンゼルス、メッツと対戦する。いずれも打線が活発なチームだ。
試合後の本人が「いい軌道で投げられた」と言えば、同僚の大谷翔平(30)も佐々木について「安定していた」とコメントしたが、来月は真価が問われることになる。
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これまで味方に大きく助けられてきた佐々木だが、元来の「自己チューぶり」が露呈したら、あっという間にド軍ナインの心が離れてしまうかもしれない。いったいどういうことか。いま、もっとも気を付けるべきこととは。
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