セルティックFW前田大然「移籍金95億円」現地報道の信ぴょう性と今オフ移籍の現実味
それがこのオフ、一気に「倍の5000万ポンド」である。元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏は、「移籍金95億円報道は、それこそ額面通りに受け取ることはできません」と前置きしてこう続ける。
「欧州5大リーグの主だったクラブは、間違いなく前田を注視しているでしょう。イングランドの場合、トップクラブはさておき、中堅クラブが移籍金50億円前後で引き抜く可能性は十二分にあります。ただし100億円近い数字は、どう考えてもさすがに現実的とは言えない。たとえばセルティックの友好メディアが、クラブの意に沿って法外な金額を報じることで、前田の移籍交渉がプラスに働くように共同歩調をとった--ということも考えられます。ともあれ前田の適正価格は、40~50億円というのが妥当だと思います」
前田とセルティックの契約は27年7月まで。ここで売り渋って来シーズンに故障でもしようものなら、商品価値は大きく下がる。
「脂の乗り切った27歳という年齢も好条件。まさに売り時なのでセルティックが今オフ、前田を放出する可能性は高いでしょう」