佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

公開日: 更新日:

 日本にいたときは8割程度の力の入れ具合でも球速が160キロを超えていたから、150キロ台中盤のいまは体力面の余裕がある。だから中5日もへっちゃらなのだ。現地特派員のひとりがこう言う。

「佐々木本人が最も恐れているのはマイナー降格です。3月の東京開幕では161.7キロのストレートを投げましたが、メジャー球が手に付かないのか、それとも他に理由があるのか、制球がままならない。米メディアの間からは3Aでの調整を勧める声も上がったほどで、球速に固執している場合ではなくなった。160キロを捨て、制球重視の投球へのモデルチェンジを図ったのです」

 佐々木は4月20日のレンジャーズ戦後、「理想は僕の投球ができて、イニングを投げること」と言ったうえで、「チームとしては先発としての仕事を果たして欲しいとしか思っていないと思う」と話した。つまり160キロ超の速球を投げて、なおかつ長いイニングを投げるのが理想だが、それができない。チームが求めているのは球速でなく先発としての仕事を全うすることだから、投球スタイルを変えたということだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上智大は合格者の最大40%も…2021年から急増した「補欠合格」の現状

  2. 2

    慶応幼稚舎の願書備考欄に「親族が出身者」と書くメリットは? 縁故入学が横行していた過去の例

  3. 3

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  4. 4

    赤西仁と田口淳之介が始動…解散した「KAT-TUN」元メンバーたちのその後

  5. 5

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  1. 6

    人間の脳内のマイクロプラスチック量は「使い捨てスプーン」サイズ…8年前より1.5倍に増えていた

  2. 7

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  3. 8

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  4. 9

    トランプ大統領が大慌て…米国債の「金利急上昇」は何が大問題だったのか?

  5. 10

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”