「35歳のチェックリスト」齋藤孝著

公開日: 更新日:

 古人いわく「三十にして立つ」。いまどきのアラサー、アラフォー世代には耳の痛い話だろうが、確かに30代は自信もつき、体力気力も充実。何かを始めるのには最適だ。ビートたけしも「半沢直樹」の原作者も30代にブレークしたのだ。ついでながら「テルマエ・ロマエ」の女性漫画家は35歳で14歳下の彼と結婚。というわけで35歳を「心の棚卸し」と位置付ける著者はテレビでおなじみの教育学者。転職・独立・起業も35歳ならOK。企業人なら引く手あまたであちこちのプロジェクトから呼ばれたいところでもある。ちなみに著者は今年で54歳のはず。

(光文社 740円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が