「骨」をフル活用して走る編

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 自分の骨格に合わない走り方をしていると、スピードが出ないばかりか、体に大きな負担がかかりケガの原因にもなる。

 ランニングは筋肉も大切だが、何より自分の骨格を知り、それに合った走り方をすることが最優先だと知っておきたい。

(SBクリエイティブ 730円)

■「筋肉」よりも「骨」を使え!甲野善紀、松村卓著

 古武術家とスポーツトレーナーの著者が、骨の動きを重視した体の使い方の重要性を対談形式で解説。

 剣術や武術の世界では、腕や刀を振り回すのではなく、慣性の動きを制御しながら体幹ごと相手に寄って打ち込むのが良いとされている。そのために大切なのは筋トレではなく、骨の動かし方を知ることだ。

 陸上のウサイン・ボルトは鎖骨を上下に動かしながら体幹ごと前に進む走り方をしており、これは武術の動きに近いという。日本のスポーツ選手も、筋トレによるパワー信仰を捨てない限り、永久に外国人選手には勝てないと著者。

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