「幕末暗殺!」鈴木英治ほか著
江戸時代を通じて、武士にとって腰に差した刀は身分の象徴であり、武器ではなかった。ところが、幕末の一時期、刀はまさに凶器であり、暗殺の道具だったのだ。
7編の短編は、そんな狂乱の時代が、わが国にもあったことを気づかせてくれる。
(中央公論新社 1600円+税)
江戸時代を通じて、武士にとって腰に差した刀は身分の象徴であり、武器ではなかった。ところが、幕末の一時期、刀はまさに凶器であり、暗殺の道具だったのだ。
7編の短編は、そんな狂乱の時代が、わが国にもあったことを気づかせてくれる。
(中央公論新社 1600円+税)