「書店ガール7旅立ち」碧野圭著

公開日: 更新日:

 私立中学の司書教諭・愛奈が顧問を務める読書クラブが、文化祭で「ビブリオバトル」をやることになった。各人が本を紹介し合い、どの本が参加者に支持されるか競うイベントだが、本番前に部員の前で3年生がデモンストレーションを行うことになった。

 当日、それぞれがお気に入りの本について熱の入った発表をするが、学年トップの成績を誇る中村が選んだ本だけは1票も得ることが出来なかった。愛奈にも中村の発表は優等生的で心が感じられない。

 数日後、かつてアルバイトしていた書店に部員を引率した愛奈は、中村を意外な棚の前で見かける。

 その他、吉祥寺店店長の理子ら、4人の「書店ガール」の働く姿を描く人気シリーズ完結編。

(PHP研究所 700円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  2. 2

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    竹内涼真“完全復活”の裏に元カノ吉谷彩子の幸せな新婚生活…「ブラックペアン2」でも存在感

  5. 5

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  1. 6

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7

    二宮和也&山田涼介「身長活かした演技」大好評…その一方で木村拓哉“サバ読み疑惑”再燃

  3. 8

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 9

    小池都知事が3選早々まさかの「失職」危機…元側近・若狭勝弁護士が指摘する“刑事責任”とは

  5. 10

    岩永洋昭の「純烈」脱退は苛烈スケジュールにあり “不仲”ではないと言い切れる