「私を抱くと死ぬらしい」草凪優著

公開日: 更新日:

 モデルの清奈は、ある事情から所属事務所を辞め、フリーになるが仕事は減る一方。地元に戻り、実家のマンションで暮らし始める。

 ある日、中学時代の後輩・刈谷に声をかけられた清奈は、彼が営むヒップホップバーに出入りするようになる。そんな中、清奈は旧知の大手芸能プロダクションの幹部・甘崎に連絡を入れる。枕営業を軽蔑していた清奈だが、背に腹は代えられず甘崎に抱かれる。行為中、首を絞められた清奈はこれまでに感じたことのない快感を得る。

 しかし、その後も仕事の話は一向に進まない。崇拝する清奈からレイプされたと打ち明けられた刈谷は、仲間と甘崎に制裁を加える。数日後、甘崎が遺体で見つかった。

 清奈と関係を持った男たちが次から次へと死んでいく官能サスペンス。

(実業之日本社 825円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方