舞台ドタキャン 「女優」より「カネ」に走る酒井法子の“苦境”
「年末にいろいろお騒がせしてすいません。見ての通り、ポスターもできていない状況です」
16日、記者会見の冒頭で今井雅之(52)はこう言った。「いろいろ」とは、酒井法子(42)の降板騒動。酒井が出演するはずだった舞台「手をつないでかえろうよ~シャングリラの向こうで~」の制作発表会見が開かれ、主演の今井をはじめ、さとう珠緒(41)、酒井の代役を務める高橋明日香(26)が出席した。
昨年12月、今井がブログで「酒井法子さんの事務所が突然の降板を申し出てきました」と書いたことが発端で騒動に発展したが、「(酒井の)事務所の社長と僕がもめたのであって、酒井さんはまったく悪くない」と酒井を擁護。「“碧空のナントカ”の打ち上げで『やってほしい』と言って(昨年)2月に正式にオファーした。7月ごろに快諾してもらったつもりだったけど12月ごろに聞いたら<契約書を書いていない>と言ってきて。僕は(舞台で書面を交わしたことが)一度もなかったけど、書いてない僕が悪い」と謝罪した。
しかし、「口約束」とはいえ酒井サイドが一度は出演をOKしたのは事実。舞台の仕事を断ってパチンコ営業を優先した酒井に対して今井は表向きは平静だが、憤懣(ふんまん)やる方ない気持ちだろう。