事故が心配…高齢な親の運転技術を安価に見極める方法
高齢ドライバーによる事故が大きく取り上げられるたび、親がいつまで車の運転を続けるのか不安を感じている人は多いはず。静かな田舎でのんびり運転しているとしても、うっかりミスで歩道や反対車線に入ったり、ブレーキとアクセルの踏み間違いで暴走してしまったら……。心配し始めるとキリがない。
近年、高齢者を対象とした免許証の更新は70~74歳に高齢者講習、75歳以上には違反歴の有無により認知機能検査や運転技能検査が行われ、一定の防波堤になってはいる。それでも合格すれば次の更新まで70歳なら4年、71歳以上は3年ある。
つまり80歳を超える高齢でも次の更新まで3年あるわけで、その間の事故を心配する声もある。本当に運転させて大丈夫なのか、気になる人は各地で行われている高齢ドライバーのための講習会への参加を勧めてみてはいかがだろう?
たとえば、JAFの50歳以上のベテランドライバーを対象にした「ドライバーズセミナー シニアコース」。こちらは陥りやすい事故形態を想定した実技体験を通じて安全運転につなげるもので、マイカーの持ち込みが基本。受講料は会員1100~2200円、非会員でも2200~3300円。全国各地で開催されている。