交際期間ゼロで入籍 堀北真希は「清純派女優」の究極スタイル

公開日: 更新日:

【連載コラム「芸能界クロスロード」】

「清純派」とは女優の意思に関係なく付けられたイメージである。古くは吉永小百合沢口靖子がそう呼ばれた。吉永はすでに結婚しているが、今もなお“清純派女優”の冠は不動。沢口も清純派のイメージのまま女優としての地位を確立。主演ドラマ「科捜研の女」は放送15周年。「相棒」よりも古く、テレ朝の隠れた看板ドラマになっている。

 浮いた話もなく今も独身の私生活は謎めいたまま。まさに正真正銘の清純派。この2人の流れをくむ若手女優が長澤まさみ堀北真希とみられていた。沢口と同じ事務所の長澤は先輩の後継者となるべく「清純派」として売り出したが、奔放な恋愛が週刊誌で暴かれた。本来、虚像の女優業と私生活は関係ないはずだが、見る側はかぶせて見てしまう。清純派も色あせた感は否めない。長澤も割り切ったように美脚や胸を強調する服を着るようになった。

 対照的に堀北は清純派を地で行くようにスキャンダルとは無縁だった。いまだに私生活すらも暴かれたことがない。本人も「家にいるのが好き」というインドア派。清純はつくられたイメージではなく、素顔の堀北がそのまま女優になったように思える。そんな堀北を片思いから6年がかりで口説き落とした山本耕史。古典的なラブレター作戦という熱意が実を結んだ一面もあるだろうが、演劇関係者からこんな話を聞いた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」