16年春の朝ドラヒロイン抜擢 高畑充希は“昭和顔”のハマリ役
来年4月4日スタートのNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」のヒロインに選ばれた高畑充希(23)。13年度後期の朝ドラ「ごちそうさん」ではヒロイン(杏)の義妹役として出演。しかも劇中で披露した歌唱力が話題となり、♪You wanna 酔わないウメッシュ~と独唱するCMまでゲットした若手女優が、今度は“朝の顔”に抜擢された。
もっとも、ヒロインの座は「ごちそうさん」の“余禄”でゲットしたわけではないという。応募総数2564人のオーディションから選ばれた理由は、「今回のドラマに合っている旬の人だから。60代まで演じ切れるであろう高畑さんの表現力の幅も含め、総合的に判断した結果です」と、制作統括の落合将氏も太鼓判を押す。
「とと姉ちゃん」は、生活総合誌「暮しの手帖」の大橋鎮子や花森安治ら創業者たちの軌跡をモチーフにした物語。昭和を舞台に、高畑は小橋常子という役名で11歳の時に病死する父(とと)に代わり、妹2人と母親を引っ張っていくパワフルな女性を演じる。
そんな主人公と素の自分は似ているところがあるようで、8月31日の発表会見では「普段からおじさんくさいって言われることが多い。おやじヒロインって言われた時にビビッときたものがありました」と自己分析を踏まえた挨拶で会場を沸かせたのだった。