女優・山本美月は“主役じゃない路線”で新CM女王狙い

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「ザ・主役の清純派女優は役のイメージがつきやすい一方、2番手はいろんな役を求められるので、最終的には生き残りやすい。『あまちゃん』でも有村架純橋本愛がブレークしたように、脇役の方が“主役じゃないアノ子は誰?”と注目されやすい場合もある。2番手や脇役はドラマで視聴率が悪くても“責任”を取らされないので悪いイメージもつかない。のびのびと自由に演技ができるので、実力もついて、ドラマやCMのオファーも増えるのではないでしょうか」

■オタク人気も後押し

 さらに、ただのモデル出身女優でないポイントが。「アニメオタク」を自称しているのだ。「魔法少女まどか☆マギカ」や「魔法の天使 クリィミーマミ」のコスプレを公表し、理想の男性のタイプを「『鋼の錬金術師』の主人公」と即答。「浮気相手は『銀魂』の沖田総悟」とまで言う。

「アニメオタクを公表すると同じオタクから反発される一方、仲間として認識して応援してくれるようになります。『AKB48』でよく分かるように、オタクがファンになると、ちょっとやそっとじゃあ離れない。“オレたちが支える”という思いと最後まで信じる力は計り知れない。オタクたちを味方にすれば、今後も安泰かもしれません」(前出の川内氏)

「3兆円市場」ともいわれているオタクの世界。オタクの力が山本のブレークを加速させる。

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