タクシードライバー(1976年 マーティン・スコセッシ監督)
日本公開時、本作の銃撃場面がテレビでがっつり紹介された。そのためアクション映画と勘違いし、観賞後「あれっ?」と思った観客もいたようだ。配給側が血なまぐさい映像で客をおびき寄せたわけだが、実は社会派ドラマである。
主人公はベトナム帰還兵でNYのタクシー運転手トラビス(ロバ…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り694文字/全文834文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】