薬物中毒よりつらい 清原被告を待つ“もうひとつの地獄”
離婚後、子供と会える少年野球のある日曜日を、非常に楽しみにしていたという清原被告。今後、手紙や写真だけの交流で、精神的に“耐えられる”のか。離婚や別居を機に、子供に会えなくなることを悲観して、“心を壊す”片親は多くいる。
「13年には、49歳の父親が東京・文京区の小学校の校庭で、9歳の息子に灯油をかけ火をつけ、無理心中を図っています。父親と息子は別居中で、事件当日、息子は校庭で野球の練習をしている最中でした。また、14年には、精力的に原発取材などを行っていた民放のテレビディレクターが、別居を機に子供たちと離ればなれになり、自宅で練炭自殺をしている。表ざたになっていませんが、こうした事件や事故は全国各地で起きているんです」(報道関係者)
初公判で清原被告は「なかなか(覚醒剤を)やめられない自分がいて、何度も自ら命を絶つことも考えていました」と自殺願望も告白している。悪い想像はしたくないが、子供と会えない状態が続けば、清原被告が再び“おかしくなる”日は遠くない。