高畑事件に潰された「とと姉」真野恵里菜の本格ブレーク

公開日: 更新日:

 そして、ようやく顔と名前が広く知られるようになったところで、年下2世俳優の不祥事のとばっちりを受けたというわけだ。彼女にすれば、はらわたが煮えくり返る思いだろう。

 だが、14日松屋銀座で行われた「プラントハンター 西畠清順 世界の植物文様展」(19日まで)のプレス内覧会に登壇した真野は、そんな胸の内をおくびにも出さなかった。司会者からの「最近、いろいろなことがありましたが、癒やされましたか?」という意味深な質問にもニッコリとほほ笑み、こう答えたのだった。

「普段のことは忘れて植物と向き合うと、自分を問いただせる。心が洗われて癒やされました」

 台本通り(?)とはいえ、展覧会のPRを交えた百点満点の回答だ。

 コラムニストの桧山珠美氏が言う。

「予期せぬ事態が起こり、スケジュールがぽっかり空いたこともあるのでしょうか。ここ数日間だけでも2本のバラエティーに出演し、けなげに仕事をこなしている姿が印象的です。主演映画が大変なことになり、忸怩たる思いでしょうが、好機逸すべからずの精神で頑張って欲しいですね」

 ものは考えよう。持ち前のド根性で“高畑ショック”を奇貨にできれば、もうひとつ上のステージを目指せる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド