“相棒俳優”の夫が一人晩酌 妻の松本紀保は「出る幕なし」
失敗は一度だけ。お芝居を始めた20代の頃、仲間と飲んでいて終電を逃したので「私がタクシー拾ってあげる」と買って出たけど、なかなか来なくて。反対車線なら来るだろうと道路を横切ったら車がビュンビュン走ってくるので、中央分離帯で両手を振り回していたそうです。私は記憶になくて。「あの時はすごかったね」と今でも言われます。お酒を控えるようになったのはそれが原因かもしれません(笑い)。
▼オフィスコットーネ・プロデュースの舞台「ザ・ダーク」(作=シャーロット・ジョーンズ、演出=高橋正徳)は3月3~12日、吉祥寺シアター。3家族が一つの部屋で交差する一夜の不思議な物語。紀保は15歳の引きこもり少年の母親役。「ブラックな笑いに満ちたコメディーです」