勸玄くんフィーバー支える 歌舞伎役者・香川照之の安定感

公開日: 更新日:

 市川海老蔵(39)の長男・堀越勸玄くん(4)が、史上最年少の宙乗りを成功させ大フィーバーとなっている東京・歌舞伎座「七月大歌舞伎」。連日、夜公演は勸玄くん見たさにチケットが入手困難となっているが、そんな中、昼の部も夜の部も海老蔵を相手に淡々と自身の役割をこなしているのが歌舞伎役者・市川中車として舞台にあがる俳優の香川照之(51)だ。

「さすがの安定感です。歌舞伎俳優に転身した当初は、息子である市川團子(13)を歌舞伎界に送り込むサポートを果たすための“腰掛け”と思われていた。ところが、稽古を重ねてみるみるうちにうまくなっている。初めは色眼鏡で見ていた役者たちも認めざるを得ない実力を発揮しています」(歌舞伎関係者)

 6月に最終回を迎えたTBS系ドラマ「小さな巨人」では腹にイチモツありの警視庁捜査一課長役を熱演。主人公を演じた長谷川博己(40)との共演シーンでの壮絶な“顔芸”が話題になったばかりだ。

「ドラマでも歌舞伎の方に寄せた芝居を心掛けていたようです。テレビ的にはかなり斬新な演技でハマった」(テレビ関係者)

 昨年12月に21年連れ添った妻と離婚。仕事ひと筋となった中車。主役も脇役もできる名優はそういるもんじゃない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」