日テレ24時間マラソン 前代未聞“複数走者リレー”が急浮上
■テレビ的にもオイシイ
だが、ここにきて有力視されているのは、なんと、誰かひとりではなく複数。「いわばリレー形式」とは、さる日テレ関係者だ。こう続ける。
「練習メニューは例年、伴走する坂本トレーナーが個人の体力や筋肉のつき方、腕の振り方などを考慮して組み立てている。ひとつとして同じものはない特別メニューをこなすことで短期間でも走れる体づくりをするわけですが、それでもさすがに当日に“100キロ走れ”というのはむちゃな話。ただ、中距離となれば、話は別です。仮に計100キロを5人で走るとすれば単純計算で20キロずつ担当すればいい。ハードルはぐんと下がります。しかも、リレー形式にすれば皆の練習が無駄にならず、本番当日も次は誰が走るのかと視聴者の注目を集め続けられる。さらにいえば、普段から体を動かしていたり、素地がある人だったら特別な練習をしていなくても数キロ程度なら走れるはず。とすると、予定外の飛び入り参加もあり得る。テレビ的にいえば、実にオイシイ展開なのです」
リレーなら全員、余裕綽々で完走確実。しかし、これで感動しろといわれてもねえ。