早期退職に7000万円上乗せも フジテレビ人事の末期症状
カネを多めに払ってでもトシを取った高給取りの社員にはお引き取り願う――そんなフジ上層部の切実な思いが見え隠れするが、立て直しを託すはずの若い人材に関しても思わず耳を疑うような話が漏れ聞こえてくる。さるフジ関係者が声を潜め、こう囁く。
「今春入社組の中には、元ロッテで野球解説者の小宮山悟の長男といった有名人子弟がいるのは“恒例”ですが、実はその裏で内定辞退者が続出したんです。さすがにアナウンサー職ではいなかったようですが、フジテレビを蹴って他社へ行くなんて前代未聞。若者からの不人気が浮き彫りになったんです。人事担当者はかつてない異例事態に顔面蒼白状態です」
若者向けの番組ばかり作っているのに、当の若者はフジにソッポ。貧すれば鈍すか。