著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

有働アナ「NEWS ZERO」MC就任で夜のニュース勢力図が激変

公開日: 更新日:

 テレビ朝日系「報道ステーション」。富川悠太を見てると親(古舘伊知郎)の遺産を食い潰す道楽息子にしか見えない。古舘時代のリポーターぶりがよかったから残念。メインを張るのはまだ早過ぎたか。小川彩佳は背後に桜井翔の姿が見えるようで落ち着かず、後藤謙次にはTBSをお払い箱になった人というイメージしかない。有働とちょっとしか時間がかぶらないのだけが幸い。

■TBSとフジは敵にあらず

 TBS系「NEWS23」は星浩が地味過ぎる。パッと見、コント赤信号のリーダーかと……。朝日新聞からの天下りだかなんだか知らないが、活字の国の人はおしゃべりがちょっと苦手なのねと大目に見てたら、ずっとそのまま。筑紫哲也の偉大さに気づいた。雨宮塔子アイドルアナからパリ暮らし、離婚を挟んでキャスター。可もなく不可もなく。有働にはくみしやすい相手だ。

 フジテレビ系「プライムニュースα」。セットも他の番組と使い回し、メインも局アナと節約、節約。コスパは高いが誰が見るのか!? 有働の敵ではない。

 テレ東系「WBS」は経済に特化していて視聴者がかぶらない。大江麻理子のおっさん人気は絶大、ここの客層をどれだけ奪えるかが有働の腕の見せどころかも。結局、有働&大江の熟女が生き残る?

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド