渋谷センター街理事長 ハロウィーン「変態仮装の暴動だ」

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 暴行や痴漢で逮捕者続出。目に余るバカ騒ぎとなった今年のハロウィーンに、地元の商店街は我慢の限界のようだ。

 騒動の現場となった渋谷センター街。ここの加盟店によって構成される「渋谷センター商店街振興組合」の小野寿幸理事長(77)を1日、店に訪ねると、ドスのきいた声でゆっくりと話し始めた。

「残念無念、怒り心頭としか言いようがない。秩序なく騒ぎまくる。あれはもう変態仮装行列だよ。区長も節度とモラルを持つよう呼びかけていますが、モラルのないヤツにモラルを持てと言っても通じないよ。軽トラックをひっくり返してその上にのぼる。ここまできたらもう暴動だよ」

 最初は家族連れが買い物を楽しむようなほほ笑ましい様子だったという渋谷のハロウィーン。なぜここまで騒ぎが大きくなったのか。

「僕が思うのは、ハロウィーンで騒いでいる人も一人一人の顔を見ると普通の人なんです。これは私の想像ですが、会社とか学校とか組織の中で抑圧されてたまったストレスを渋谷のハロウィーンで発散しているのかもしれない。日本の将来をこんな若者が担っていくのかと思うと心配ですね」

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