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小田桐誠立教大学・武蔵大学非常勤講師

1953年青森県生まれ。出版社勤務を経て79年から著述業に専念。著書に「ドキュメント生協」「消えたお妃候補たち」「PTA改造講座」「テレビのからくり」「NHKはなぜ金持ちなのか?」など。07年9月から15年3月までBPO「放送と青少年に関する委員会」委員を務める。

NHK豊原謙二郎の深みと説得力 来年のラグビーW杯が楽しみ

公開日: 更新日:

診断結果は…「良」

 NHK「おはよう日本」の6時以降のスポーツを担当する豊原謙二郎(45)は、マイルドで耳に心地よく響く声質を持っている。民放には肩や口調に力が入っているスポーツキャスターがいるが、豊原は声が大きくなっても力みがない。

 先月28日はラグビー日本代表の今秋の強化試合を受けてのジェイミー・ジョセフヘッドコーチの会見、フィギュアスケートのフランス杯で優勝しグランプリファイナルの出場権を獲得した紀平梨花の様子を型通りに伝えたが、「豊原Pick UP」では、これまでの取材経験が生きたシーンがあった。

 先月行われたDeNA秋のキャンプには、キャッチボールの相手もする英語教師が参加。その狙いを取材し、ラミレス監督の「ここ数年問題だったコミュニケーション不足解消のため」と答え、「空いた時間にレッスンを受けられるのがいい」といった選手の声を受け、こうコメントした。

「仙台(放送局)に居る時、楽天を取材することが多かったが、(外国人選手と)日常会話ができるとストレスの軽減につながるという話をよく聞いた。オリックス二軍監督の田口壮さんは大リーグを経験していて英語が堪能で、選手も英語を学ぶいい機会になっていた」

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