満身創痍も…渡哲也が貫く“男が惚れる晩節”と裕次郎イズム
故石原裕次郎さんの設立した石原プロモーション解散説が報じられる中、渡哲也(77)の言動、動向に注目が集まっている。
裕次郎さんを慕い、借金で倒産寸前だった石原プロに1971(昭和46)年に渡が入って48年、87年に裕次郎さんが52歳で亡くなってからは石原プロの2代目社長を務めてきた。それを退いた現在も「相談取締役」として石原軍団を牽引しているが、体調不良や後継者問題などで存続を危ぶまれ、この4月にも幕引きを発表する予定だったと一部で報じられた。
■役者としても引退危機
「女性自身」によると、渡は肺気腫で闘病中。外出時にも鼻に酸素チューブを外せない状態。酸素ボンベを持ちながら病院通いする同誌掲載の渡の近影は白髪でやつれて見え、「役者としても引退危機」との見方も業界に広がっている。スポーツ紙芸能デスクが言う。
「宝酒造の日本酒『松竹梅』のCM撮影が毎年秋にあるのですけど、恒例となっていた撮影後の囲み取材が昨年は開かれなかった。撮影にも満身創痍で臨まれたというし、おつらい状況にあるのでしょう。いつも会見などで、顔見知りの担当記者を見つけると、後ろからお尻をポンと叩いたりして、挨拶してくださる渡さん。それでも、これまで何度も窮地から復活されてきたように、石原プロ解散も、役者引退説も一蹴し、まだまだやれるという姿を見せたいと懸命に努力されていると思いますよ」