著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

たけし軍団サイテーアイドル烈伝 売上げでシブがき隊抜く

公開日: 更新日:

 例えば、冒頭のスチール撮りは早春の千葉のお花畑で行われた記憶があるが、「じゃ、軍団のみなさん、お花畑の中に埋もれて顔だけ爽やかに出してくださーい!」というカメラマンの指示に従い、お花畑の中にしゃがみ込んだはいいが、次の瞬間「ブリブリブリ」という音とともに、ぷ~んとウ〇コの臭いが漂い、「ゲーッ、東くん(そのまんま東)が野グソしたー!!」というお下品極まりないアイドルぶりであったのだ。

 おまけに東くんは撮影用のロケバスを強奪してサイドブレーキをかけたまま暴走させたから、バスは白煙に包まれるわ、俺は俺で編集者にビールをねだり、帰りの高速道路でオシ〇コが我慢できず、高速で走るバスの窓からチン〇を出して放出したら、風の関係でオシ〇コがすべて霧状となり、車内の全員に浴びせてしまったのだった……。

 それでも、自分たちが首をかしげるくらいの人気者であったのだ……。当時流行していた原宿辺りで売られているアイドルの生写真の売り上げでついにはあのモックン、ヤックン、フックンのジャニーズの超人気アイドル「シブがき隊」を抜き、売り上げ日本一を記録してしまったのである。あの頃、日本は他国から強い電磁波でも受けて、おかしくなっていたのだろうか?

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド