三浦春馬さん“前兆なき死”の謎…直前に何か物凄いことが?

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 年間3万人もの自殺者がいた自殺大国ニッポン。厚労省の統計では2019年は約2万人、30代以下もおよそ5200人が自殺している。ストレスはもちろん、酒を飲み酔っぱらった勢いでの自殺も少なくないらしいが、三浦さんがそうであったとは言えない。ある芸能プロデューサーはこう言う。

「比べられてしまうのが自殺者の相次ぐ韓国の芸能界です。何かあるとすぐに精神的に追い込まれ、そして逃げ場がない。ネットでの誹謗中傷の書き込みが大きく影響している。ことしは日本でもフジテレビ『テラスハウス』出演のプロレスラー木村花さんが22歳で亡くなってしまいました。三浦さんも何かそういう目に遭うような出来事があり、人知れず悩んでいた可能性もあるのではないでしょうか」

 例えば自身のスキャンダルが週刊誌などに報じられるとわかると、それが世間に知れるより早く自粛や引退を選ぶ流れが今の芸能界にはある。アンジャッシュ渡部建木下優樹菜がそうだった。三浦さんも、そうした悩みを抱えていたのだろうか。芸能リポーターの城下尊之氏はこう言う。


「恋愛で、ちょっと悩むようなお相手と交際していたという噂は聞いたことがあります。といってもそれは随分前の話。仕事は順風満帆どころか最も勢いのある俳優さんで、引く手あまたでした。仕事もプライベートも追い詰められるような要素がどこにも見当たらない。何かあるとすれば、もっと直近のことで、死を選ぶほど物凄いことだったと推測するしかありませんが、それがあったとしても何だったのかは推測の域を出ない。詳細について『現在確認中』とする所属事務所の発表を待つしかない状況だと思います」

 作家の芥川龍之介が35歳の若さで自殺した際、「将来に対する唯ぼんやりした不安」との言葉を残している。ハンサムで、才能があり、若く将来も嘱望された俳優は、その過敏すぎる繊細さがゆえ“不安”に押し潰されたのか。真相は藪の中だ。

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