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立岩陽一郎ジャーナリスト

NPOメディア「InFact」編集長、大阪芸大短期大学部教授。NHKでテヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て現職。日刊ゲンダイ本紙コラムを書籍化した「ファクトチェック・ニッポン 安倍政権の7年8カ月を風化させない真実」はじめ、「コロナの時代を生きるためのファクトチェック」「トランプ王国の素顔」「ファクトチェックとは何か」(共著)「NHK 日本的メディアの内幕」など著書多数。毎日放送「よんチャンTV」に出演中。

菅総理は判断不可能?田原総一朗氏が語った衝撃エピソード

公開日: 更新日:

 つまり尾身会長は緊急事態宣言が持つ効果に疑問を持っているものの、菅総理が語ったような意味で「必要ない」とは語っていない。まして、「新年になれば感染者数が減る」との医療業界の話にいたっては、根拠さえ定かではない。

 このエピソードは何を意味するのか? 菅総理には尾身会長の話を理解する力がないのか? あるいは菅総理には聞き心地の良い言葉しか入らないのか?どちらにしても明らかなことがある。こういうリーダーが歴史の検証に耐えられる判断を下すとは考えにくい。

 悲劇に突き進んだ100年前の20年代は、そうした政治の積み重ねがつくり出したものだ。このままではこの20年代もこの先は明るくない。だから言いたい。有権者の責任が問われている。

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