綾瀬はるか×ノ・ミヌの結婚Xデーは“ホリプロ貢献度”次第か
綾瀬はるか(36)の主演ドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」(TBS系)は、21日に最終回を迎え、視聴率20%の大台を超えた。今年の全ドラマの中でもトップの視聴率を記録。終了を惜しむ「天国と地獄ロス」の声があがっている。早くも“続編”の噂が広がっているが、実際に映画化の話が進んでいるという。綾瀬は19日に公開された主演映画「奥様は、取り扱い注意」の興行収入も初登場2位で好調な滑り出しを見せた。しばらく快進撃は止まらない。
ただ、「天国と地獄」が始まる直前まで、綾瀬は昨年7月に報じられた韓国人俳優のノ・ミヌ(34)との熱愛報道の影響が懸念されていた。ところが、ドラマは2018年7月期の「義母と娘のブルース」(TBS系)を上回る大成功。放送中のCM「ユニクロ」は“綾瀬効果”もあって右肩上がりの購買数を見せているという。つまり、ミヌとの交際報道によって、好感度や評判が下がることはなかったということだ。
「綾瀬さんはNHK大河ドラマ『八重の桜』『いだてん~東京オリムピック噺』や『ぎぼむす』などで高い演技力を見せてきました。その一方で、『紅白歌合戦』の司会やバラエティー番組では“天然”の顔を見せます。視聴者はそのギャップがたまらないのでしょう。彼女独特の親しみやすさに多くの人間が引かれています」(広告代理店関係者)
石原さとみの成功例
今回のドラマの成功で、綾瀬の恋愛や結婚のハードルが一気に下がったとみる芸能関係者も少なくない。綾瀬は24日、36歳の誕生日を迎えた。アラフォーになって異性関係の噂がひとつもないのはかえって不自然だし、昨年10月に結婚を発表したホリプロの後輩・石原さとみ(34)の前例も影響している。結婚によって石原がドラマから外されたりすることは一切なかった。
「きっちり実績を残したことで、綾瀬さんはこれから私生活に関して会社側と折り合いをつけていくことになるでしょう。つまり結婚したとしても、独身時代と変わらぬ利益を会社にもたらすことができれば、事務所が結婚に反対する理由はなくなります。結婚によって人気が落ちるのは過去の話で、人気女優にとって結婚はむしろプラスに働くことすらあります」(芸能プロ関係者)
松坂桃李(32)と結婚した戸田恵梨香(32)、DAIGO(42)と結婚した北川景子(34)らがいい例だ。
ここでにわかに気になるのが綾瀬とミヌの“その後”だ。「すでに関係を清算した」と盛んに報じられているが、この情報は、事務所に近い人間からリークされている。筆者が取材を続ける彼女の実家周辺、さらにはミヌを知る韓国の芸能関係者から“破局”を裏付けるエピソードは聞こえてこない。
“結婚のタイムリミット”といわれていた24日に大きな発表こそなかったが、少しずつ彼女が夢に向かって歩き始めていることだけは間違いない。
(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)