ドロンズ石本さん コロナ禍での経営者としての苦労と芸人としての仕事の現実

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 店を閉めちゃえば僕自身は楽なんです。雇用調整を申請して、協力金をもらい続けたほうが暮らしやすい。もちろんその方法もありだと思いますが、15年も営業していると肉屋さん、八百屋さん、乾物屋さんなど取引先との長い付き合いもあるんです。店を閉めちゃうと注文が減るわけです。

「半分近くの飲食店が閉めてます。本当キツイですね」という取引先の声を聞くと「少しでも役立つようにします。お互い頑張りましょう」と答えますよ。店を閉めちゃうと心苦しいのが今の本音です。

■感染対策ミシュランはどうか?

 それから保健所の方がお店を回られて換気扇や窓の換気は十分か、密にならない座席配置なのかなどチェックされるのですが、飲食店側の僕にはひとつのアイデアがあります。その時々の状況次第ですが、「この店は50%以上お客さまを入れない」とか「換気がしっかりしてる」という店には高評価をつけて発表してくれればいいと思うんです。星マークつけて、感染対策ミシュランみたいな感じで。それを見たお客さまが「この店は安心して行ける」と思っていただけるような。

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