TOKIO松岡昌宏も主演で評価急上昇 自信がある役者ほどWOWOWドラマに出たがるワケ
TOKIOの松岡昌宏(44)の評価が急上昇している。9月26日に最終話を迎えたWOWOWの連続ドラマW「密告はうたう 警視庁監察ファイル」で主人公の佐良正輝を演じた。
佐良は“警察の中の警察”といわれる警視庁人事1課(通称ジンイチ)の監察係主任。ある殺人事件の捜査中に後輩刑事を殉職で失い、捜査1課からジンイチへ異動し、同僚から疎まれつつ職務をこなす孤独な男だ。
「佐良は、監察係という特殊な職務ではありますが、仕事や人間関係にも悩む普通の中年男です。松岡本人も撮影時にはテンションを抑えていたなどと話していましたが、奇をてらうでも大げさでもなく、年齢なり、等身大の男を演じ切った。松岡の抑制の利いた演技にはうならされました」(テレビ誌ライター)
松岡といえば、昨年の4月期に第4シリーズが放送された「家政夫のミタゾノ」の女装の家政夫のように、ややエキセントリックな役柄のイメージが強いが、佐良を演じたことで「役者としてひと皮もふた皮もむけた」(制作会社スタッフ)ともっぱらなのだ。