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高倉文紀美少女・女優評論家

札幌市生まれ。女優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がける。映画パンフレット、芸能プロダクション・企業向け分析リポートの執筆も担当。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

若手実力派・田辺桃子は「カメレオン女優」 作品によって印象が変わる

公開日: 更新日:

 さらにさかのぼると、ドラマ「釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~」(テレビ東京系=15年)で広瀬アリスのいとこを演じ、「ゆるキャン△」(同=20/21年)では福原遥が演じた主人公のキャンプ仲間のひとり、大垣千明を演じた。

 作品ごとに見た目の雰囲気も含めて大きく変わる女優なので(「リコカツ」と「ゆるキャン△」ではメガネをかけていた)、「あれも田辺桃子だったのか!」と、後で驚く視聴者も多いようだ。

 素顔の彼女は、明るくポジティブ。

 彼女がまだ高校生だった頃に雑誌の取材でインタビューしたときには、「おとなになっても、感じた想いや目にした光景を、新鮮な気持ちで頭の中に入れられる人でいたいです」(双葉社「girls!」44号=15年3月)と話していた。

 言葉の選び方が知的で、話していて気持ちがいい女の子だなと当時感じたことを覚えている。

 役柄によって、くるくると変化してカメレオン俳優と呼ばれる人たちは、普通はどこか孤高のイメージがあって、ストイックでクールな俳優が多い。

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