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増位山太志郎元大相撲力士

1948年11月、東京生まれ。日大一中から一高。初土俵は67年1月場所、最高位は大関。引退は81年3月場所。引退後は日本相撲協会で審判部副部長を務めた。74年「そんな夕子にほれました」、77年「そんな女のひとりごと」などがヒット。画家として二科展入選の常連。「ちゃんこ増位山」(墨田区千歳)を経営。

<14>昔買ったサックスを引っ張り出して始めたら面白くてハマってます

公開日: 更新日:

 マウスピースもオットー・リンクとか何十本もあります。それぞれで音色が変わる。値段はオットー・リンクで3万~6万円くらい、ビンテージになると何十万円するものもあって素材もメタル、カーボンなど。オットー・リンクは今の新しいのは持っているから、アメリカのジャズメンが使っているようなビンテージを探そうと思っています。

 リガチャーといってリードとマウスピースを固定するパーツも大切です。これでも音が変わるので、とっかえひっかえ試しています。

 それから、それらのセッティングもね。そんなことをやっているうちにあっという間に3、4時間が過ぎます。

 次回、お話しするサックス本体と合わせたらかなりの金額になるけど、それでも飲み屋に通って女遊びをするよりも安いと思います。ちゃんと吹いたらいい音も出してくれるし(笑い)。=つづく

(聞き手=峯田淳/日刊ゲンダイ)

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