青島健太さんは埼玉県知事選出馬で環境一変、コロナ追い打ちで収入減も悔いなし
青島健太さん(スポーツキャスター/63歳)
今年は五輪問題で大揺れの一年だったが、年明け2月の北京冬季五輪も一筋縄ではいかないようだ。五輪といえば、テレビ特番のキャスターに注目が集まる。青島健太さんは、過去6回も五輪報道のキャスターや現地リポートで大活躍。2年前には、落選したものの埼玉県知事選挙に出馬して話題となった。さて今、どうしているのか?
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東京・羽田空港。青島さんと待ち合わせたのは、第2ターミナルに隣接するホテルのティーラウンジ。前日は愛媛県宇和島市で講演会があり、昼すぎに到着する飛行機で帰京したタイミングだった。
「地元金融機関の経営セミナーのゲストスピーカーで呼ばれたんです。僕は小学生の頃から野球に夢中になり、プロではヤクルトで5シーズンプレーして、2005年から07年にかけては社会人野球の監督を2チームで務めました。そんな経験をベースに、企業マネジメントや部下とのコミュニケーションをどうするか?といった内容ですね」
お馴染みのシルバーグレーのショートヘア。仕立てのいい濃紺のスーツをシュッと着こなし、183センチの高身長も手伝って遠目でも青島さんだとわかる。