ビートたけし、上沼恵美子、坂上忍…相次ぐ大物タレントの降板、テレビ界は「激変」必至
上沼は今後は自身のユーチューブチャンネルを立ち上げて、悠々自適に好きなことをしていくという。一方、たけしは夜の生放送を続けていくことは、体力的にきついということで、これからは本当にやりたいという映画や小説などの創作活動に精力を注ぎたいと考えているようだ。
■ワイドショーはよほどのことがなければ訃報ですら扱わない傾向に
さらに、テレビの情報番組やワイドショーが扱う内容についても、最近では大きく変わってきたという。
「特に変わったのは訃報の扱いが極端に減ったということですね。理由は2つあって、1つ目は、先ほど言った視聴者層のターゲットが変わったこと。神田沙也加さんの急死のように相当ショッキングなニュースを除き、かなり大物の訃報でない限りワイドショーは取り扱わなくなりました。なぜなら若年層が知らない人の訃報を放送しても視聴率が取れないからです。ご高齢でも瀬戸内寂聴さんくらい有名な方なら大々的に放送しますが、芸能人の線引きがシビアになっています。2つ目の理由は、コロナ禍で、通夜・葬儀・お別れ会などが開催されず、密葬か家族葬で済まされるケースが増えたため。取材する機会がないので、大物の訃報だとしても初報のみで終わってしまいます」(同前)